今回は、キャンプ用の枕(ピロー)を3種類厳選して比較していきます。
キャンプって楽しいけど十分な睡眠を取らないと翌日体に響きますよね?
熟睡といったらやはり「枕(ピロー)」が大事!
というわけで、私はオススメする枕を3種類ご紹介して、かつ一番熟睡できた枕をご紹介していきます。
キャンプ用枕(ピロー)厳選3種を比較!
今回比較するする枕(ピロー)は下記の3種類です。
- フィールドア「インフレータブルピロー」
- DOD「ソトネノマクラ」
- サーマレスト「コンプレッシブルピロー」
この中の①と②はどちらのインフレーター式なのですが、サーマレストに関してはマットレス製造中に発生する切れ端を利用した膨張式の枕です。
キャンプ用の枕には、大きく分けて、
- エアー型
- インフレーター型
の2種類があります。
エアー型は手動で空気を入れてふくらませるタイプ。
インフレーター型も空気を入れることに変わりありませんが、中にスポンジが入っていてクッション性が高く、空気も自動で入っていきます。
キャンプの枕は特別に用意する必要はなくて、バスタオルや着替えをつめた袋なんかで代用する方もいます。
ただ個人的にバスタオル等の代用品だと、首から肩にかけて違和感があり、また疲れもとれませんでした。
なので、この時を境に私の枕選びの旅がはじまりました。
キャンプ用枕①フィールドア「インフレータブルピロー」
まず最初に出会ったのが、フィールドアのインフレータブルピローです。
こちらは始めてキャンプ用の枕として購入したもので、価格も税込1,690円と手頃です。(Amazon調べ/2022.3.現在)
私はインフレーターマットとセットになっている状態で、自分用と子ども用と2組購入しました。
何度か使用してみて悪くないなという印象ですが、劇的に良くもなく。
空気の量を調整しながら、好みの高さにできる点は魅力的ですが、どうにも首に負担がかかっていることに気づき、次の枕を探しました。
※現在は、車中泊時の段差解消用のクッションとして活躍中。
キャンプ枕②DOD「ソトネノマクラ」
続いては、うさちゃんマークでお馴染みDODの「ソトネノマクラ」です。
キャンプでの快眠を目指して、ソトネノキワミを購入した際に付属してきた枕です。
単体でも購入でき、価格は税込3,620円(公式サイト参考価格)で、なんとこちらの枕には枕カバーがついています。
また枕としての機能だけでなく、ソトネノキワミを膨らます際のエアーポンプの役割も果たしてくれるスグレモノ。
インフレーター式なので自動で空気は入っていきますが、少し空気が足りないと感じたので、自分で息をいれて膨らませてから使用していました。
この枕も何度か使用し、とても気に入っていたのですが、朝おきるとなんか高さが足りないなということがよくありました。
調べてみたら、口コミに「空気が抜ける」というコメントがわりとあって、妙に納得したのを覚えています。
なので、お子さんが小さい方で、かつ子供の寝汗やヨダレがひどくて困ってる!という方には、子ども用枕としてオススメです。
キャンプ枕③サーマレスト「コンプレッシブルピロー」
最後は、THERMAREST(サーマレスト)のコンプレッシブルピローです。
もし枕を探してこの記事を読んでいる方は、おそらくすでにご存知かもしれませんが、やはりキャンプ用の枕でオススメなのは、サーマレストです。
私が購入した時のお値段は、税込価格で
- Sサイズ(子ども用):3,080円
- Mサイズ(大人用):3,520円
でした(2021.8時点)
DODと同じくらいの価格帯で、枕カバーはついていませんが、肌当たりの良い素材です。
ただですね、注意して頂きたいのが、この枕はそのまま使ってもあまり快眠できません。
オススメの使い方は、まず枕を一度丸洗いして完全に乾くまで干してください。
そうすると、めちゃくちゃビックリするほどに枕がパンパンになります。
サーマレストのコンプレッシブルピローは、開封してしばらくすると、中のマットの切れ端がふくらんできて、枕にも高さが出てきます。
が、そこまで高くならず、また頭を乗せてもそこまで気持ちよくないんですよね。
結構良いお値段したのにな、とガッカリしていたところ、とあるサイトで「洗える」とあるのを発見。
物は試しで丸洗いしたところ、別の枕のようになりました。
弾力もかなり増したので、フッカフカの枕で眠りたい方はサーマレスト一択です。
ちなみにSとMのサイズ感は、並べてみると下記のような感じです。
そこまで大差ないかなと思いますので、大人でもSで大丈夫そうです。
3種のキャンプ用枕(ピロー)を徹底比較!
続いては、3種類の枕を比較してみました。
まずは、価格帯や素材、サイズから。
価格(税込) | 素材 | |
フィールドア | 1,690円 | ポリエステル |
DOD | 3,620円 | ポリエステル、綿 |
サーマレスト | 3,520円(Mサイズ) | ポリエステル |
価格帯はフィールドアだけ安く、DODとサーマレスト(M)はさほど変わりません。
次はサイズです。
サイズ(cm) | |
フィールドア | 44×30 |
DOD | 47×30 |
サーマレスト(M) | 46×36 |
サイズも似たりよったりな感はありますが、大人が普通に寝る分にはちょうど良い大きさかと思います。
次は枕の高さ比べです。
下記画像は、フィールドアとDODを比べた画像です。
左側がフィールドア、右がDODです。
フィールドアの方は少し息で膨らみを増していますが、そこまで大差ないかと思います。
続いては、DODとサーマレストを比較。
左側がDOD、右側がサーマレストです。
こちらのサーマレストのピローは洗濯したばかりの状態なんですが、ご覧の通り高さが全く違うのがわかると思います。
サーマレストをはじめて手にとった方は、おそらく左側のDODくらいの厚みしか感じることができないです。
推奨されているのは、優しく手洗いですが、私はズボラなのでネットに入れて洗濯〜乾燥までやりました。
ただ乾燥はドラム式洗濯機の自動コースだと足りなかったので、丸1日かけて室内にて陰干しもしました。
夏場に汗をかいたときも、枕を丸洗いできるってメリットしかないので、本当にオススメです。
3種のキャンプ用枕(ピロー)収納サイズを比較
ここまでご紹介した枕3種類ですが、収納サイズもみていきましょう。
左から、フィールドア→DOD→サーマレストS→サーマレストMです。
そこまで大きく違うサイズ感ではないですが、サーマレストのSとMサイズだけは、収納時の大きさが全然違います。
なので、もし「サーマレストの枕を使いたいけど荷物を極限まで減らしたい」という方は、Sサイズをオススメします。
母子キャンプでは熟睡せねば体がもたぬ!
ここまでキャンプの枕について3種類比較してみましたが、キャンプを始めた頃は毎回、熟睡できずに困っていました。
好きで始めたはずのキャンプなのに、いつもドッと疲れてしまって、キャンプ2日目に子どもと遊ぶ約束をしてたのに、疲れすぎて遊べずとんぼ返りなんてことも多かったです。
そこで思ったのが、「熟睡できてないのではないか?」という点でした。
睡眠不足だと体が思うように動かないですし、何よりイライラしてテントの設営・撤収時もなかなか心の余裕が持てません。
なので、キャンプだろうがなんだろうが「ちゃんと寝よう」という結論になり、枕やマットをたくさん試してきました。
枕は好みがありますので、今回は3種類を比較しましたが、マットだったら「ソトネノキワミ」がオススメです。
物自体はバカでかいんですけど、毎回持参しています。(サイズはS,M,Lあります)
母子キャンプでの睡眠心得
母子キャンプでの睡眠の心得として、個人的には
- ちゃんと快眠できる環境を整える
- 夜ふかししない
- 食べすぎない、飲みすぎない
この3点かと思っています。
睡眠不足は大敵です。
ま今回ご紹介したように寝具にこだわるのも方法のひとつですし、どうしても快眠できないなら自宅から布団セットを持っていくのもアリだと思っています。
※荷物に余裕がある時は、自宅で使用している枕を持参します。
そして、ついつい楽しくてやっちゃう夜ふかしも、快眠の敵です。
キャンプって夜中に突然大きな音がしたり、野生動物の気配を感じたり、隣のサイトの音が気になったりと、なにかと途中で覚醒してしまうことがあります。
なので、耳栓を用意するのもアリですが、もう早いとこ就寝しちゃった方が朝にスッキリ起きれるメリットも。
日の出をみながら飲むコーヒーは格別ですしね。
そして、つい作りすぎてしまうキャンプ飯も、腹8分目でほどほどに食べましょう。
満腹状態って消化器官がよく働いていて、睡眠の質が落ちます。
なので、少なくとも寝る2〜3時間前は食事を控え、寝る準備を整えることをオススメします。
というわけで、今回はキャンプ用の枕(ピロー)を3種類比較してご紹介しました!
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アナタにピッタリな良い枕がみつかりますように!